(800年周期末期)これから起きるGREAT RESETは『通貨』と『人民資産』のリセットである～回収される富裕層資産～

【目次】
① 現在は800年周期の末期にて、現資本主義は崩壊し、新たな世界秩序(GREAT RESET)となる
② 800年周期中に移譲される「権威」と「信用」の変遷が「通貨」の変遷である
③ GREAT RESETとは、一つは『通貨リセット』である
④ GREAT RESETとは、一つは『人民資産のリセット』である

【本編】
① 現在は800年周期の末期にて、現資本主義は崩壊し、新たな世界秩序(GREAT RESET)となる

地球上の人類史は800年毎にその大きな流れが変化している。
その理由は、宇宙の中に存在する太陽系であり、太陽系の中に存在する地球であり、そこで生きる私達人間という生命体は、宇宙の流れであり宇宙の意志によって動かされている可能性がある。

私達人間が、「地球の自転によって太陽が昇る朝に起床し、太陽が昇っている日中に活動し、太陽が沈み夜となれば家に戻り、床につき就寝する＝活動を休める」という行動は、まさに天体の動きに応じた動きを私達人間という生命体が活動している証拠でもある。

女性の月経が月の満ち欠けの周期と同じであったり、満月の日に昆虫や動物が卵を産んだりと、現代科学では未だに解明できていない事象は、この天体＝宇宙の法則・意志によって突き動かされている可能性がある。その因果関係は現在の私達には科学的に解明できないにせよ、相関関係は明らかであることが多々存在するわけである。

その地球は太陽系の一つの惑星であり、太陽系は宇宙銀河系の一つの銀河であるわけである。宇宙は銀河系の中心に太陽のような大きなエネルギーの塊があり、その周りをそれぞれの銀河系が周回している。

そして地球を含む太陽系は、その銀河の中心にあるエネルギー体に向いている時と（太陽系の位置関係で例えれば日の当たる日中）、逆側を向いている時（太陽系の位置関係で例えれば日が陰る夜）、のタイムサイクルが800年となっている。

そこで話を宇宙から人類史に移して見てみると、このように、いわゆる文明であり、技術の進化・発展を遂げている成長期＝日の当たる時間（BC400-AD400／AD1200-AD2000頃）と秩序と安定はあるが技術進化は停止している停滞期＝日が陰っている時間(AD400-1200頃)となっていることが分かる。

これは、コインというお金の歴史と対比させても明らかである。
BC400-AD400　→　コイン史では「古代コイン」とされる時期で、ギリシャを中心としたコインの発展と、エジプト、ローマと数々の数えきれないほどの種類のコインが鋳造されていた為、そこに、その時期に様々な文明があったことが分かる。

AD400-1200　→　ローマ帝国の崩壊後、コイン史では「暗黒の800-1000年」と呼ばれる。それまでの800年間ほどと比較して、コインの種類が圧倒的に少なく、その時人々はいったい何をしていたのか？？？と誰しもが思うほどの顕著な違いが見受けられる。
AD1200-AD2000　→ローマの再生＝ルネサンスから始まった現代に続く800年は現在の史実に色濃く描かれるように激動の進化・技術の発展であり、それらは人々の欲を解放した時代とも映る

そう、この800年周期は、人々の行動・心理を見ていくと宇宙との関連があるのではないか？と感じるわけである。

それは、成長期は明らかに日中(銀河の中心に向いている時)であり、人々は欲を解放され、様々な英知を学び、実践し、技術発展を遂げていく。そして停滞期はAD400-1200キリスト教カトリックによる欲を抑えることが善となり、皆がそれに逆らうことなく従った800年間であった。

言い換えるのであれば800年周期は、人々の“欲”の解放か抑制か!?のサイクルとも言えるわけである。AD1200-の人類史を見ていけば、明らかに欲の解放を図った時代であることは間違いないわけである。

芸術の進化、大航海、戦争、産業革命、人口爆発、通貨革命、エネルギー革命、PC、インターネット、SNS、AI・・・
しかし、2025年現在　その進化・技術発展は社会に何をもたらしているか？

貧富の格差が助長され、庶民の不満が爆発、絶対的に信認されていた政府・メディアなどの権威が失墜・・・
権威・信用が移り変わろうとしている様が、私達の目に分かりやすく映っている事が良く分かるであろう。
そう、明らかに現在の社会システムから新たな世界に移ろうとしている事がよく分かる。
これは、宇宙の法則で言い換えるのであれば、日がまぶしい夕方に人々は駆け足でやるべきことをこなしていき、薄暗くなってきた今、夜に向けて準備をしているのが私達である。

1600年前の地球・人類文明はどうだったか？
古代ローマ帝国という人類史上最も豊かで技術発展を遂げた国家が、ものの見事に崩壊した時代である。100万人都市ローマはインフラが崩壊し十数年で数万人の農村と化したわけである。人々の価値観は180度変わり、金を稼ぐこと・仕事をすることが善ではなく、自然と・家族と共生し、自然のまま自給自足の生活をすること（キリスト教カトリック）が善となったわけである。

さて、この800年周期の移り変わりに、何が起きたのか？
社会のヒエラルキー構造を意識しながら、権威と信用の歴史を見ていきたい

② 800年周期中に移譲される「権威」と「信用」の変遷が「通貨」の変遷である

『通貨(アンティークコイン)の歴史変遷』
＆
『世界の大きな流れ(800年周期含)』
を2軸で見ながら、「社会秩序のヒエラルキー」を意識すると分かる事があります。

そもそも、マネーとは「時の支配者が人民に信用させたモノ」であるわけですから、
マネーとは信用の象徴です。
そして、「信用させる統治者」と「信用させられる人民」のヒエラルキー構図になります。

そしてマネーの歴史は信用の歴史であり、その信用が崩れた時に国家や社会体制は崩壊しますし、信用が安定していると国家も安定します。

そしてその信用は「権威」と言い換えることも出来ます。
コインは権威の象徴と言いますが、まさにその通りです。

ですから、コインの歴史変遷を見ていくと分かる事とは、
「権威(信用)の歴史変遷」
になるわけです。

それを表したのが、上記図になります。
B.C600頃～B.C330頃までは発明された金貨銀貨はギリシャの英知の影響を受け、金貨銀貨そのものが権威でした。そしてその時代のコインに描かれているものはギリシャ神話の神様や、神に見立てた動物などです。

BC560頃　リディアスターテル金貨　ライオンと牛を描いた世界初の大型金貨

BC400頃　シチリアデカドラクマ銀貨アレトゥサ(ギリシャ神話の要請)

BC357頃アポロ神を描いた銀貨

皆が、その神話を信じ、その神が描かれたコインを信用していた時代です。
そこから、そのギリシャ哲学を習得したアレキサンダーが絶対的な強さとカリスマ性で世界を統治しました。たった13年の出来事であったもののその衝撃は人々に権威の移譲を促しました。神よりも偉大なる王に信用や権威があるものだと。

コインはこのアレキサンダー以降、各国王の肖像画を描き信用され流通していく事になります。ローマ時代になり、国王は皇帝という名称に移り変わっていきますが権威の意味合いは同様です。国家の象徴となる統治者が権威の象徴であり信用の源でした。

ローマ帝国末期BC330を過ぎていくとその権威は完全に崩壊していきます。そしてコンスタンティヌスⅠ世がキリスト教を容認したことから、権威は皇帝→キリスト教(カトリック)へと移譲されていきます。

その権威は800年もの間、秩序をもたらしました。ローマ帝国のような技術発展はなかったものの社会としては圧倒的に秩序のある世界でした。

AD1200頃、ルネサンスでローマの復興の流れから人々の意識は変化し、欲の解放が徐々に促されていきます。各国王・皇帝は権威の象徴としてコインを発行したり、大航海を促したり、戦争での勝利など様々な形で権威を上げようとします。しかしこの時代本質的にはカトリックが引き続き権威を持っていました。

それは皇帝としての即位を命じるのはカトリック司祭＝ローマ教皇だったからです。もしくは権威は教皇と皇帝のＷとして見ることも出来る時代でした。これが1648年に崩れ去ります。

30年戦争でヨーロッパ全土が革命と戦争に明け暮れた後、権威は完全に一時崩壊します。
コインもこの1648年以前と以降で全く別物となっていきます。

1629年　オーストリアフェルディナンドⅢ世10ダカット金貨

1677年　ハンブルグ　10ダカット金貨

ここから150年ほど啓蒙主義のもと(それまでは神秘主義)フリーメイソンのネットワークにて信用・権威が迷走します。

そして18世紀後半にイギリスを発端とした産業革命
またアメリカ、フランスなどの革命、独立の嵐が世界中に吹き荒れ、自由・平等・友愛をうたった革命のスローガンによって、権威は皇帝・教皇から民衆の手に渡っていくと思われました。

しかし現代にまで至る権威は私達民にあるでしょうか？
各国憲法には主権は国民とされていますが、、、
そう、実際には資本主義という金持ちが権威を得るという社会体制が続き、その欲の解放はとどまる事を知らず、さらに金銀本位制であった重商主義から紙幣の発行、そして信用創造というマネーの発行に何の担保もいらないシステムとなったこの50年強、そのシステムには限界が来ているわけです。

③ GREAT RESETとは、一つは『通貨リセット』である

800年周期でいう800年前のGREAT RESETはルネサンスでした（欲の解放へと向かう目覚めの時）
1600年前のGREAT RESETはローマ帝国の崩壊でした（欲の抑圧への突入）

この時通貨はリセットされていますが、800年毎ではなくもっと短期の50年、100年単位で通貨はリセットされています。現在の世界の基軸通貨アメリカドル覇権は約100年前から、その前はイギリス￡でした。
産業革命後の欲を解放し、近年この20-30年のマネーの膨張、この100年の人口増加は明らかに異常です。

その結果、人民の生活が豊かで平和であり続けているのであれば問題は無いとしても、だれがどう見ても異常な格差社会です。
この人々の疲弊と社会の歪は、権威の失墜を意味します。よってアメリカでも日本でも、政治の世界(トランプの躍進・自民党の衰退)、メディアの世界(大手メディアの信用の失墜)、企業団体の世界(WHOの信用の失墜)などで同様の事が起き始めています。
権威の失墜は、貨幣の信用の低下となり、『通貨リセット』を意味します。

④ GREAT RESETとは、一つは『人民資産のリセット』である

今回のリセットが権威の失墜であり移譲が800年周期に重なっていなければ、単なる通貨の変更となるかもしれません。しかし今回のタイミングは800年周期に当たる為に、社会システム自体の変更となることが予想されます。それは、現社会の歪を生み出している根源でもある、マネーシステム＆資本主義のリセットを意味するからです。

「マネーシステム」のリセットとは、現在の中央銀行システム（＝政府が国債を発行し、中央銀行がその国債を購入してマネーを発行する。そしてその国債は政府・国の借金だと位置づけられ、最終的に国民が負担しなければならないというシステム）をリセットさせるという事。

★ここから重要
現在CBDC(中央銀行デジタル通貨)システムの導入が検討されていますが、この本質は中央銀行システムの完全なるリセットです。そして、それは現国債（国の借金）をリセットさせなければならないわけなので、財務省・政府が言っている通り、その為に国民資産を政府が回収する必要がある　ということです。

言い換えるのであれば、「人民資産のリセット」なわけです。
そして現資本主義のリセットの先にあるのは、1600年前に180度変わったようにいくのであれば、社会主義・共産主義です。

政府によるベーシックインカムが基本的な生活の底上げとなりながらも、懸念すべきは国民主権に人民の資産が含まれるか？です。

WEF(World Economic Forum)で提言されているように
「You will own nothing, and be happy(あなたたちは何も所有しない、それが幸せである)」
by 2030(2030年までに)

この意味が、日本国憲法第29条
財産権の保障

第29条第1項は、財産権が基本的人権の一つとして保障されることを明確にしています。これにより、個人は自己の財産を自由に所有し、利用する権利を有します。
所有権の保護: 土地、建物、動産、不動産などの所有権が法的に保護されます。
自由な利用: 自己の財産を利用し、処分する自由が認められます。

これの“剥奪”とならないか！？懸念している人々が増加している今日この頃だと思うわけです。

いつの時代も憲法はあり、法律もあり、秩序を保とうとしてきた統治者たちがいます。
しかし、社会秩序の本質は、人民とは働く人々であり、その統治者たちの考える秩序を保つ為であれば、法律も憲法も国をも動かすことが出来るという事は、歴史を振り返れば明白です。

いかがでしたでしょうか？長文最後までご覧いただきましてありがとうございます。
この内容についてChatGPTと会話した内容を8/17のセミナーで公開します。

※こちらの第一部